事業内容当社の工場設備
当社では、以下の設備で家電5品目及びOA機器等のリサイクル事業を行っています。
1.設備紹介当社の工場設備
コンテナリフター装置
指定引取場所より荷受けした廃家電は、各工程のコンテナリフター装置に乗せられます。
重筋作業を減らすため、コンテナ内に段積みされた廃家電をコンベア上へスムーズに供給できるよう、リフトが昇降する仕組みになっております。
家電移載装置
エアコン(室外機)
エアコン(室外機)や大型の薄型テレビは重量物のため、「家電移載装置」を使用してコンテナから解体工程へ運びます。機械による操作で、人の力による持ち運びを行わずに移動することができます。
写真は、
エアコン(室外機)の移載装置です。
薄型テレビ
写真は、
薄型テレビの移載装置です。
エアコン室内機 分解装置
エアコンの室内機は、室外機とは別のラインに運ばれた後、室内機分解装置で分解されます。
薄型テレビ ネジ取り装置
キャビネットと内部基板のネジを、ネジ取り装置を用いて外します。
ロボットがネジの大きさや場所を判定し、ネジを外してくれます。
破砕工程
破砕機
手分解工程でモーター、コンプレッサーなどを取り外した冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンは破砕機 (写真)に投入し、破砕した後、物理分別工程へ搬送します。
冷蔵庫・冷凍庫の保冷用の断熱材ウレタンには発泡剤としてフロンガスが使われているものがあり、破砕するとフロンガスが発生します。 破砕機内で発生したフロンガスは、断熱材フロン回収設備に送り、液体フロンとして回収します。
物理分別工程
磁力選別機・風力選別機
物理分別工程では、破砕機で破砕したものから、磁力選別機・風力選別機(写真1)や非鉄選別機(写真3)を用いて鉄、非鉄金属(銅、アルミ等)、樹脂類などを一緒に分離します。
また、冷蔵庫の断熱材ウレタンを風力選別し、ウレタン成形機(写真2)で圧縮減容を行うと同時に、断熱材中のフロンガスを回収します。
写真1
ウレタン減容機
風力選別機で選別された冷蔵庫の断熱材ウレタンをウレタン成形機で圧縮減容します。
写真2
非鉄選別機
非鉄選別機を通してプラスチックと非鉄(銅とアルミ等)へ選別されます。
写真3
色彩選別機
非鉄選別機で選別された非鉄金属(銅、アルミ等)は、色彩選別機を通し、更に銅とアルミへ選別します。
写真4
樹脂細破砕機
風力選別機で選別されたプラスチックは、樹脂細破砕機により更に細かく破砕します。
写真5
断熱材フロン回収設備
断熱材フロン回収設備は、ウレタン成形機から送られるフロンガス及び破砕機の排気中に含まれるフロンガスを回収する設備です。
フロンガスは装置内の活性炭に吸着させた後、水蒸気により脱着し、凝縮器で冷却され、液体フロンとして回収します。
2.工場フロー
工場全体のフロー
3.工場全景
〜 工場内全景 〜
東棟
東棟では、冷蔵庫・冷凍庫、エアコン(室内機)の分解・分別を行います。また、冷媒フロンの回収及びコンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
写真は冷蔵庫の一次分解コンベアで、冷蔵庫より冷媒フロンを回収し、コンプレッサーを取り外します。
専用の回収設備を用いて、大気放出することなく冷媒フロンを回収します。
東棟(増築部)
東棟(増築部)では、エアコン(室外機)、洗濯機・衣類乾燥機、薄型テレビの分解・分別を行います。モーター、コンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
また、エアコン(室外機)の冷媒フロンも回収します。
写真は工程を2Fから見た全景になります。家電品それぞれに解体ラインがあり家電品目毎に解体します。
エアコン手分解工程
フロン回収
エアコン(室外機)は初めに本体から冷媒フロンを回収します。 フロンはオゾン層破壊と地球温暖化の原因物質です。
専用の回収設備を用いて、大気放出することなく、フロンを回収します。
手分解工程(室外機)〜 手分解・分別 〜
冷媒を回収した室外機は、手分解工程にて人手によるエアコンの解体を行い、コンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
手分解工程(室内機)〜 室内機解体装置 〜
エアコン室内機の解体ラインに投入された室内機はまず、室内機解体装置へ投入され大まかに解体されます。
手分解工程(室内機)〜 手分解・分別 〜
室内機分解装置により解体された室内機は解体ラインに運ばれ、人手で更に分解・分別します。
洗濯機手分解工程
手分解工程〜 投入・仕分け 〜
コンテナリフターより投入された洗濯機は、上蓋などを取り外した後、洗濯機・衣類乾燥機とドラム式洗濯機それぞれのラインへ運ばれます。
尚、当社のコンテナリフターは段積みされた洗濯機に合わせて上下する仕組みとなっており、容易にコンベア上に投入できるようになっております。
〜 手分解・分別 〜
人手で解体を行い、モーター、プリント基板等の取り外しを行います。
薄型テレビ手分解工程
手分解工程〜 手分解・分別 〜
薄型テレビ手分解工程では、まず人手で薄型テレビのスタンド部分とキャビネット等を外し配線等を回収します。その後、ネジ外し装置に投入します。
〜 ロボットによるネジ外し 〜
ネジ外し装置は、ロボットを活用したネジを外す装置です。
薄型テレビにある無数のネジに対し、ロボットがネジの大きさや種類等を判定、人の代わりに適切なドライバーを使用してネジを外してくれます。
〜 手分解・分別 〜
プリント基板や液晶ユニット、プラズマパネル等は、人手で分解・分別回収します。
※コンベア上の作業が主であり重量物が無い為、女性も活躍しております。
冷蔵庫手分解工程
手分解工程〜 仕分け・分別 〜
冷蔵庫の手分解工程では、冷媒種類毎に冷蔵庫の仕分けを行う他、プリント基板、トレイ、コンプレッサ等の回収を行います。
フロン回収
冷蔵庫は、コンプレッサーや筐体の断熱材にフロンが封入されております。
専用のフロン回収設備を用い、大気放出することなくフロンを回収します。
写真は、コンプレッサーからフロンを回収する装置です。
ブラウン管式テレビ処理工程
ブラウン管処理工程では、手分解工程で分離したブラウン管をブラシクリーニング装置(写真1)を用いて研磨し、表面付着物等の異物を除去します。
写真1.ブラシクリーニング装置
その後、P/F分割機(写真2)を用いて正面(画面)側のパネルガラスと背面側のファンネルガラスとに分割します。
パネルガラスとファンネルガラスはガラスの組成が異なるため、分割することによって再資源化が可能となります。
写真2.P/F分割機
破砕機
手分解工程でモーター、コンプレッサーなどを取り外した冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンは破砕機 (写真)に投入し、破砕した後、物理分別工程へ搬送します。
冷蔵庫・冷凍庫の保冷用の断熱材ウレタンには発泡剤としてフロンガスが使われているものがあり、破砕するとフロンガスが発生します。 破砕機内で発生したフロンガスは、断熱材フロン回収設備に送り、液体フロンとして回収します。
磁力選別機・風力選別機
物理分別工程では、破砕機で破砕したものから、磁力選別機・風力選別機(写真1)や非鉄選別機(写真3)を用いて鉄、非鉄金属(銅、アルミ等)、樹脂類などを一緒に分離します。
また、冷蔵庫の断熱材ウレタンを風力選別し、ウレタン成形機(写真2)で圧縮減容を行うと同時に、断熱材中のフロンガスを回収します。
写真1
ウレタン減容機
風力選別機で選別された冷蔵庫の断熱材ウレタンをウレタン成形機で圧縮減容します。
写真2
非鉄選別機
非鉄選別機を通してプラスチックと非鉄(銅とアルミ等)へ選別されます。
写真3
色彩選別機
非鉄選別機で選別された非鉄金属(銅、アルミ等)は、色彩選別機を通し、更に銅とアルミへ選別します。
写真4
樹脂細破砕機
風力選別機で選別されたプラスチックは、樹脂細破砕機により更に細かく破砕します。
写真5
断熱材フロン回収設備
断熱材フロン回収設備は、ウレタン成形機から送られるフロンガス及び破砕機の排気中に含まれるフロンガスを回収する設備です。
フロンガスは装置内の活性炭に吸着させた後、水蒸気により脱着し、凝縮器で冷却され、液体フロンとして回収します。
2.工場フロー
工場全体のフロー
3.工場全景
〜 工場内全景 〜
東棟
東棟では、冷蔵庫・冷凍庫、エアコン(室内機)の分解・分別を行います。また、冷媒フロンの回収及びコンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
写真は冷蔵庫の一次分解コンベアで、冷蔵庫より冷媒フロンを回収し、コンプレッサーを取り外します。
専用の回収設備を用いて、大気放出することなく冷媒フロンを回収します。
東棟(増築部)
東棟(増築部)では、エアコン(室外機)、洗濯機・衣類乾燥機、薄型テレビの分解・分別を行います。モーター、コンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
また、エアコン(室外機)の冷媒フロンも回収します。
写真は工程を2Fから見た全景になります。家電品それぞれに解体ラインがあり家電品目毎に解体します。
エアコン手分解工程
フロン回収
エアコン(室外機)は初めに本体から冷媒フロンを回収します。 フロンはオゾン層破壊と地球温暖化の原因物質です。
専用の回収設備を用いて、大気放出することなく、フロンを回収します。
手分解工程(室外機)〜 手分解・分別 〜
冷媒を回収した室外機は、手分解工程にて人手によるエアコンの解体を行い、コンプレッサー、熱交換器、プリント基板などを取り外します。
手分解工程(室内機)〜 室内機解体装置 〜
エアコン室内機の解体ラインに投入された室内機はまず、室内機解体装置へ投入され大まかに解体されます。
手分解工程(室内機)〜 手分解・分別 〜
室内機分解装置により解体された室内機は解体ラインに運ばれ、人手で更に分解・分別します。
洗濯機手分解工程
手分解工程〜 投入・仕分け 〜
コンテナリフターより投入された洗濯機は、上蓋などを取り外した後、洗濯機・衣類乾燥機とドラム式洗濯機それぞれのラインへ運ばれます。
尚、当社のコンテナリフターは段積みされた洗濯機に合わせて上下する仕組みとなっており、容易にコンベア上に投入できるようになっております。
〜 手分解・分別 〜
人手で解体を行い、モーター、プリント基板等の取り外しを行います。
薄型テレビ手分解工程
手分解工程〜 手分解・分別 〜
薄型テレビ手分解工程では、まず人手で薄型テレビのスタンド部分とキャビネット等を外し配線等を回収します。その後、ネジ外し装置に投入します。
〜 ロボットによるネジ外し 〜
ネジ外し装置は、ロボットを活用したネジを外す装置です。
薄型テレビにある無数のネジに対し、ロボットがネジの大きさや種類等を判定、人の代わりに適切なドライバーを使用してネジを外してくれます。
〜 手分解・分別 〜
プリント基板や液晶ユニット、プラズマパネル等は、人手で分解・分別回収します。
※コンベア上の作業が主であり重量物が無い為、女性も活躍しております。
冷蔵庫手分解工程
手分解工程〜 仕分け・分別 〜
冷蔵庫の手分解工程では、冷媒種類毎に冷蔵庫の仕分けを行う他、プリント基板、トレイ、コンプレッサ等の回収を行います。
フロン回収
冷蔵庫は、コンプレッサーや筐体の断熱材にフロンが封入されております。
専用のフロン回収設備を用い、大気放出することなくフロンを回収します。
写真は、コンプレッサーからフロンを回収する装置です。
ブラウン管式テレビ処理工程
ブラウン管処理工程では、手分解工程で分離したブラウン管をブラシクリーニング装置(写真1)を用いて研磨し、表面付着物等の異物を除去します。
写真1.ブラシクリーニング装置
その後、P/F分割機(写真2)を用いて正面(画面)側のパネルガラスと背面側のファンネルガラスとに分割します。
パネルガラスとファンネルガラスはガラスの組成が異なるため、分割することによって再資源化が可能となります。
写真2.P/F分割機